後鼻漏は病気ではないけれど、呼吸がしづらくなったり、しゃべりづらくなったりとても困る症状です。
慢性副鼻腔炎になると、後鼻漏の症状が出てくるのですが、あまり自覚がない人もいます。
私も「最近、痰がよく絡むな」と思っていたら耳鼻科で後鼻漏になっているといわれました。
そして、薬をもらったのですが飲んでも飲んでもよくなりませんでした。
今まで病院の薬をきちんと飲んでいれば治る症状ばかりだったので、とてもショックでした。
でも、自分でケアをしたらきちんと完治することができましたよ。
病院でもらった薬で後鼻漏が治らない人がほとんど
後鼻漏は鼻水が鼻の奥の副鼻腔にたまって、喉に流れる症状です。
喉の奥に痰になった鼻水がからむから、膜が張ったようになってしまうことも。
そのせいで、
- しゃべりづらい
- 食べづらい
- 呼吸しづらい
- 集中力が低下する
など、さまざまな弊害が出てきます。
私は販売職をしているのですが、お客さんとのコミュニケーションがとれなくなって仕事がしづらくなりました。
上司にも「もっとはっきりしゃべってくれないと」とか「もっと愛想よくして」といわれることがよくありました。
集中力も低下しているから、細かいミスを連発してそれでも注意されることが多く、仕事がつらかったです。
そのうえ、病院の薬でも治らないからイライラがピークに達していました。
「このままじゃ生活できない」と思い、いろんな人に聞いてみることに。
すると、薬剤師の友達に、
後鼻漏で悩んでいる人には
なた豆茶がいい
という話を聞きました。
後鼻漏は薬で治らない人が多いから
お茶とか生活習慣で治すんだよ
といわれました。
薬で治らないときは薬以外で治す方法があるというのが、目からうろこだったのですが試してみると効果がありました。
あなたも病院の薬で後鼻漏が治らないときは、薬以外の方法を試してみてください。
病院の薬が後鼻漏に効かない理由
後鼻漏を病院の薬で完治できない人は多いです。
その理由は、原因を治すことができないからです。
後鼻漏で悩んでいる人に処方される定番の薬は、抗生剤とムコダインなどの去痰剤。
抗生剤でウイルスや細菌への耐性を強くして、ムコダインで鼻から流れる痰を柔らかくして飲み込みやすくします。
私は抗生剤とムコダインを飲んでいる間は、後鼻漏の症状が治っていました。
でも病院でもらった分がなくなって飲むのを辞めると、症状が再開します。
その理由は後鼻漏の原因を治療する効果がない薬だからです。
後鼻漏の原因は鼻の奥の副鼻腔に炎症が起こって、鼻水がたまっているから。
副鼻腔の鼻水を全部出しきって、炎症を治さない限り後鼻漏は治りません。
また副鼻腔炎になる原因を取り除かないと、またすぐに鼻水がたまってしまいます。
鼻詰まりや鼻のポリープ、炎症、口呼吸、アレルギー性鼻炎、花粉症など…。
人によって原因は違うので、その原因を考えて治さないと後鼻漏を繰り返すことになるのです。
私の場合は花粉症を毎年繰り返していて、もともと鼻の働きが低下しやすい体質だったうえに、風邪をこじらせて 鼻づまりになったことが原因でした。
だから、鼻詰まりを解消して花粉症体質を改善したら、後鼻漏は治りましたよ。
後鼻漏の人じゃなくても鼻水は喉に流れる
後鼻漏で悩んでいる人は、鼻水が喉に流れることに苦しんでいます。
しかし、健康な人でも鼻水が喉に流れるのです。
鼻水は鼻から吸い込んだ外気に含まれている細菌、ウイルス、ゴミ、ほこり、チリなどが体に入っていかない ように分泌されるものですが、もうひとつ鼻と喉を潤すという働きもあります。
外気を吸い込むと鼻と喉が乾燥するのを防ぐ効果があるから、粘膜の働きが低下しないのです。
鼻水は本来、サラサラで透明なので喉に流れてきてもネバネバしないし、違和感もありません。
でも、副鼻腔炎で鼻水がたまっていると古くなってネバネバになり、黄色く変色した鼻水が流れてきます。
ひどくなると緑色に変色して、鼻の奥から食道まで鼻水がつながってしまう場合もあります。
鼻と口の境目には軟口蓋という器官があり、鼻腔と口腔を遮断する働きがあるのです。
この軟口蓋はサラサラの鼻水しか遮断っできないから、ネバネバになった鼻水を遮断することはできません。
後鼻漏の治療を中断してしまうと深刻な事態になることも
後鼻漏の治療を中断してしまうと深刻な事態になることがあります。
私の場合は鼻の機能がほとんど働かなくなってしまいました。
鼻詰まりがひどくなりすぎて、臭いもわからないし味もほとんど分からなくなってしまったのです。
甘いとか辛いとか苦いとかがわからなくなって、しょっぱいというのしか判断できなくなりました。
だから毎日の料理の味付けが適当になって、夫に「最近、料理がおいしくないんだけど」といわれる始末。
後鼻漏の体験談を読んでいると、私と同じ症状で調理師を辞めた人もいるのだとか。
ほかには「夫婦仲が悪くなった」「外食にお金をかける理由がわからなくなって、デートが嫌になったから 彼女と別れてしまった」という体験談も。
後鼻漏は人生にも影響が出てしまうから、はやめに完治させたほうがいいのです。
後鼻漏の予防と完治はマスクで
後鼻漏になると、薬を飲んでもなかなか効果が出てきません。
私もいろんな漢方薬を飲んだけど、効果がありませんでした。
私が飲んだ辛夷清肺湯や小青竜湯などの漢方薬には、ムコダインのような痰を柔らかくする効果が期待できます。
しかしムコダインと似た効果だから効き方も見ていて、飲んでいる間しか効果がありません。
飲まなくなったら症状が再開して、完治には至りませんでした。
ほかの人の体験談を読んでみても、
「いろんな漢方薬を出されたけど、一切効果がなかった」
「漢方では症状が和らぐ程度で治るには程遠い」
というものが多かったです。
西洋薬でも完治しないし、漢方でも完治しない人が多いみたいですね。
治療を諦めてしまう人もいますが、ある女性の体験談には「マスクをしたら治った」と書かれていました。
家にいるときも外出中も仕事中も寝ているときもずっとマスクをしていたら、鼻と喉が潤って鼻水の出が よくなったそうです。
そして、鼻水が喉に絡む感じがだんだんなくなっていって、完治したのだとか。 薬で治らなかった後鼻漏がマスクをつけるだけで治るなんて本当なのかな?と思うかもしれません。
でも、私もやってみたら症状が治まりました。続けると効果が期待できそうですよ。
私の後鼻漏に劇的な効果があったのはなた豆茶
私の後鼻漏に効果があったのは、マスクよりも「なた豆茶」です。
排膿作用と抗炎症作用があって、後鼻漏の症状が治りやすいです。
排膿作用で副鼻腔にたまっている鼻水を排出する効果が期待出来て、抗炎症作用で副鼻腔の炎症や鼻の穴の炎症、 喉の炎症などを改善する効果が期待できます。
私は後鼻漏になっているときに喉の奥がひりひりしていました。
鼻水が喉に流れることで、炎症が起こっていたのだと思います。
なた豆茶をのみはじめてから炎症が治ったのか、ヒリヒリ感がなくなっていって、鼻づまりも解消しました。
しゃべりづらさ、食べづらさなども解消して、生活がしやすくなりましたよ。
なた豆茶は普通のお茶なので、薬以上に効果があるとは思いませんでした。
でも、試してみたら私には劇的な効果があったので、あなたも試してみてください。
なた豆茶は1袋3,000円代で高いのですが、私は花粉症が治ったし、とても満足しています。
鹿児島県産のなた豆を使ったものが特に効果がすごくて、鼻水のかたまりがドバーっと出てきました。
ほかの県産のなた豆茶も試したのですが、効き方が弱くてあまりすっきりしない感じでした。
薬が効かない場合は、違う薬を試してみるという方法をとる人が多いと思いますが、それだといろんな種類の 薬を飲み続けている間に症状が悪化してしまいます。
ですので、なた豆茶を飲んでみましょう。
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